少しレスが遅れましたが、
先週のカンブリア宮殿を視ました。
まぁ、スタートの時点で経済力があれば何でも出来るでしょう。
腕が良くても、最新設備を入れたが為に採算が合わず閉院を余儀なくされた医院は沢山あります。
そういう意味での役割分担なのでしょうが、患者さんを治すと言うより商売を感じます。
カルテを投げて怒られていた先生の場面がありましたが、そんなのは現場に出る以前の問題です。
ある先生の患者さんの順番待ちのカルテが溜まり、他の先生に振り分けていましたが、患者さんはその先生に診てもらいたいからそこに来たのでは?ナレーションもナレーションですが、時間内にさばければ(悪い言い方ですが)良いのでしょうか?
であれば、アポイントを受け付ける時点で、余裕を持てば…と単純に思います。
術者側からみれば、既に他の先生が手を付けている歯(治療済みの歯)の再治療は、その先生の癖などがあり、金属1つ削って外すのに軽く30分くらい掛かる事も少なくありません。
当院では、外したものをその場で「ほら、こんなに分厚いでしょ?」とお見せしてますが。
また、止血の時間等も、その患者さんの全身状態により異なり、実際にやってみないと…というケースもあります。
批判してもしょうがないですが、要は「患者さんの満足度」の問題です。
国から、国民の皆さんへ「かかりつけ医」を推奨されている時代の中で…
医院の都合で、患者さんの希望も伺わず、担当者を変えられてしまう病院…
何か、テレビ関係者との接点が見え見えで、宣伝にしか見えなかった番組でした。