昨年末から、インプラント治療のトラブルについて各新聞・雑誌に取り上げられています。
先日も何人かの患者様からNHKでの特集の話を伺いました。皆様の感心度 大 であります。
一冊の雑誌の記事を見ました。事件記事なので、そこには技術的な事ばかりでメンテナンスの事には触れていませんでしたが、
インプラント治療は治療後のメンテナンスが重要です。
治療して終わりでなく、インプラント体を殖立した時点から一生涯治療(メンテナンスを含)が続くと思ってください。
記事の中に、昨年の4月18日付のブログに書きましたご自分の歯とインプラント体を土台とするブリッジの事が書いてありましたが、当然です。物理的に無理があるのです。
これから治療される方は、決して治療された方の話に惑わされない様にしてください。
人それぞれ、口の中の環境も、全身的な身体の条件も違うのですから…。
また、術者の経験年数もね。
20年近く普通の治療をしている僕でさえ、要約このケースはコレで大丈夫と太鼓判を押せる状態なのですから。
補足)下の歯とのかみ合わせの状態や、上顎の場合は上顎洞と呼ばれる空洞が存在し、これによりインプラントを殖立するための充分な骨の厚みが確保できない等の条件にもよりますが、何もブリッジにする必要性はなく、仮にインプラント治療を行うのであれば、7番目の歯の位置に1本だけインプラントを殖立させれば事足りると考えます。普通に考えて…。