分割ポリリン酸の今後( 2)
2014-05-26 13:45
田中歯科医院
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分割ポリリン酸は様々な可能性を秘めています。

短鎖・中鎖・長鎖、その長さにより様々な事に応用が可能です。

まだ研究段階ではあるものの、以前にもお話しております様に分割ポリリン酸は触媒的機能を発しますので、

・シャペロン効果
・抗菌効果
・細胞増殖促進効果
・コラーゲン増産効果
・創傷治癒促進効果
・歯周組織再生促進効果
・(育毛作用)
・骨再生促進効果
・ステインの除去及び沈着防止効果 など


抗菌作用は、真菌(カンジダ菌)に強く現れるそうなので、特に入れ歯や介護関係のものに期待が持てます。
骨再生促進においては、口腔インプラントの処置における多孔性アパタイトの骨補填材との併用は、単体の使用よりも分割ポリリン酸との併用でより早く骨再生が行われた研究データも得られたとの事です。この事で治療期間の短縮にも期待が持てます。

これから沢山の製品に分割ポリリン酸が応用されてくる事と思われます。


(写真)
「多孔性アパタイト骨補填材。この穴に分割ポリリン酸が入り込み骨再生を誘導します。」
NEC_0042-3.jpg
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