この週末は国際フォーラムにて北里大学北里生命科学研究所 特任教授 芝先生の「分割ポリリン酸」についてのお話を聞きに行ってきました。
ポリリン酸の安全性ですが、
一般にポリリン酸というと工業用に使われるものと誤解を招きますが、ホワイトニングを始め生体へは「分割」ポリリン酸が利用され、
リン酸が100以上鎖状に繋がった長鎖、
60くらい繋がった中鎖、
15〜17くらい繋がった短鎖、
このうちホワイトニングには短鎖が利用されています。
またポリリン酸は食品添加物として何方でも1日に1gは口にしている他、
人体内の血小板の中に顆粒として存在しています。(中鎖の形で。)
『SBL88乳酸菌』というのを覚えていらっしゃいますか?
旭川医科大学とサッポロビールの共同研究の成果である『SBL88乳酸菌』から産生されるポリリン酸が大腸細胞表面の傷んだ細胞を保護して腸のバリア機能を高めるとして、2011年には食品免疫学会から優秀な研究成果に贈られる「ポスター賞」を受賞しています。