先日の新聞記事で…
政府は従業員がより健康になると企業が国に払う医療関連のお金が減る新制度を導入する検討に入ったという。
この春に企業歯科検診にてK社の方々を拝見しましたが、企業で歯科検診をされる姿勢のある会社であるがゆえ、社員の方はきちんと虫歯の治療をされている方が多く感心しました。
歯科検診は義務教育の間は年1回行われますが、大学に入ると限られた所でしか行われておらず、この間に口の中のトラブルを抱えても、様々な理由で放置された状態で就職直前にあわてて治療される方も少なくありません。
また入社後は歯科においては検診を行う会社は更に限られ、口の中のトラブルは各個人に委ねられる場合がほとんどです。
あまり表に出ませんが、何気に「口腔癌」も増加しています。
継続は力なりではないですが、同じ事を繰り返す事で最小限に抑えられている一面もあります。
なぜ企業検診で歯科が入っていないのか不思議でなりません。
世の中はグローバル化に向かっていますが、他国文化を受け入れる事の代償も覚悟しなければなりません。
治安、食生活、虫などの外来種からの感染などなど…
先日、座高の測定とぎょう虫検査が健康診断から除外されました。
座高はさておき、ぎょう虫検査など感染に関与する項目は続けるべきと個人的に思います。
「いない」とわかっていても、記録に残す事で後に大掛かりな事をせずに済み、原因から直ぐ様除外する事ができる事の方が効率的に思います。
ゆとり教育の見直し、風疹・結核などの再燃と同様にいつしか再開される日が来る様に思っています。