すっかり夜景が元に戻ってしまいました。
この先、桜から梅の季節へ。
診療でも天敵な湿気…梅雨の季節がやって参ります。
梅という字は「ばい」と読みますが、昔は同じ「ばい」という読み方をする黴(カビ)の字で、『梅雨』でなく『黴雨』だったそうで雨により黴が生じる事から使われていた様です。
そんな梅ですが、夜景だけでなく元に戻らなくても良い病気が流行しています。それは『梅毒』です。
これのみならず、昔の病気とされていた結核や最近では麻疹もAIDSと共に増加傾向にあります。
梅毒は、症状が現れたり消失したりしつつ、長時間かけて進行していく病気です。
妊娠している方が感染すると、前期では赤ちゃんは死産、後期では難聴や歯牙の異常へと繋がります。
感染を拡大させる前に心当たりのある方もしくはご心配な方は、男性では泌尿器科か皮膚科、女性では産婦人科で検査をしてくれますから行かれてみてください。