今日は3月10日にちなんで糖、砂糖の話。
(またこんな話の始まり方で申し訳けないです…。)
先日、WHO柄みの新聞記事で「1日の砂糖摂取量は、清涼飲料水1本でアウト」とありました。
その後インターネットで、「どの様な甘いものを摂取するか?」というアンケートでは、年齢別に見ると清涼飲料水が上位に挙げられたのは20代・30代だけでした。
飲んではいけないと言うことではなく、それ以上にカルシウムを摂取すれば良いわけですが、それを実行するとなると、かなりの気合が必要です。
以前にもお話をしましたが、要はミネラル(カルシウムとリン)のバランスの問題です。
一般に、体の中でカルシウム2、5に対しリン1の割合でくっつこうとします。
清涼飲料水中には、リンが多く含まれていますから、例えばリンが2含まれていたとすると、カルシウムは5必要な訳です。
その補正をするのは、ご自身の骨に貯蔵されていたカルシウムです。
それが、清涼飲料水中のリンとくっつこうとして血液を介して骨外に出ていってしまいます。
骨からカルシウムが抜けていってしまうという事は…そう、皆様ご存知の「骨粗鬆症」の始まりです。
清涼飲料水だけでなく、スナック菓子にもリンは多く含まれていますから、
清涼飲料水とスナック菓子とのゴールデンコンビは気をつけなければならない組み合わせであるという事を頭の片隅にしまっておいて下さい。
また果物(果糖)の摂りすぎも糖尿病に近づきますので要注意です。
何事もバランスです。