舌痛症…その後
2013-11-25 13:10
田中歯科医院
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以前にお話しました舌痛症の方が大学病院に行かれました。


結果として…
唾液検査を行ったところ、唾液には異常がない事が分かりました。

ということは、他院で診断された「口腔乾燥症(ドライマウス)」は誤診という事になり、唾液腺に関しても異常はない事になります。


後は「心因性のもの」となり、一番の治療は「気にしない事」ですが、ご本人にとっては深刻な問題でしょう。お気の毒です。

次に、その方の奥歯には全く咬み合わせに参加していない、要は全く当たっていない被せ物があり、加えてその被せ物とご自身の歯との境目がちょうど舌の側面に触れる事から、この歯の治療に入る様です。


ここまでの経緯としては、その方の一番最初の主訴(主張)が、「食いしばった時に前歯寄りにばかり圧を感じる」との事で、
ナイトガードを作った事から始まっています。

普通に考えて、奥歯の治療をやり直して仮歯でもって適正な高さに戻した上で、最終的な被せ物に置き換えればそれで済んだ様にも思います。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(余談)

当院にいらっしゃる前に、
舌痛となってから行かれたその方のご近所で開業されている大学の口腔外科出身の先生には、
「これはドライマウスによるもので、しょうがない。僕は大学でリンパとか色々勉強してきているんだ!」と怒られた様です。


えっと、
違いましたけど…。


また報告します。
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