本日、部分的な金属の詰め物が取れた事で来院された患者様を拝見すると、
咬み合わせの面にて、金属と御自身の歯との境目に段差が生じていました。
金属が取れた原因は、御自身の歯の部分が咬耗(磨耗)したがために出来た段差です。その境目は象牙質むき出しの状態です。
話を伺うと、やはり食後直ぐにブラッシングをされているとの事。加えて歯ぎしりの気があります。
現時点で唾液のpHを測定してみると、やや酸性に傾いていました。(写真左手)
試しに「ポスカF」を30秒程咬んで頂き再度唾液のpHを測定すると、既に中性の方向に…。(写真右手)
<ちなみに、唾液のpHの正常値は「6、8」位です>
「ポスカF」は、唾液に溶けやすいカルシウムが市販の2倍入っておりますので、この位の即効性があります。
感動され「ポスカF」を購入されていかれました。
これからは、食後は「ポスカF」を咬んで頂き、口内環境が整ったら、それから時間を見つけてブラッシングをして下さいね。
またPC操作時などのお仕事をしながら咬んで頂くと、歯ぎしり(くいしばり)防止にもなりますので、効果がありますよ。
最近流行りの偽装じゃないですよ!(笑)