まず1、と答えて頂いた方…ありがとうございます。
2、及び3、とお答えになられた方…
この写真のケースでは、既にエナメル質が欠けています(写真上)ので、食事や会話において舌が欠けている部分に慢性的に触れていると、舌癌になる恐れもある事から早い段階で何らかの処置が必要です。
また、更に大きく欠けてしまう前に、歯医者さんを受診してください。
エナメル質が欠けていない場合ですが、
食事後直ぐにブラシをかけると、容易に象牙質が削れてきますので、注意が必要です。
これだけ象牙質が削れていると、以前お話しました様に、歯の内面では第二象牙質が造られる為、そうそう凍みたりはしませんが、写真で茶色くなっている部分がこげ茶色に変わった場合、色素沈着であれば良いですが、虫歯の可能性も大ですので、早めに歯医者へ行ってください。
処置の方法は色々です。
取り敢えず、この様な状態の歯が御自身の口の中に存在する場合、歯みがき粉も「フッ化ナトリウム」入りのものから「モノフルオロリン酸ナトリウム」入りへと変更された方が良いです。
「フッ化ナトリウム」はエナメル質の表層に留まってしまうのに対し、
「モノフルオロリン酸ナトリウム」は象牙質に緩やかに浸透していき、象牙質部分の虫歯予防になります。
根本的に、この様な歯の状態になる原因は『歯ぎしり』ですので、ナイトガードと呼ばれる歯ぎしり防止装置を作られる事をお薦めします。