まずは唾液の様々な作用から。厳密にはスパッと別けられませんが、分かりやすく、安静時(食事をしていない時)と食事時に分けてお話します。
【安静時】
◆抗菌作用
空中に飛び交う病原微生物に抵抗する。
★円滑作用
発音や会話をスムーズにする。
★保護作用
歯の表面に皮膜をつくり虫歯を防ぐ。
【食事時】
★溶解作用
食べ物の味を知る。
◆消化作用
食べ物を飲み込み易くする。
★洗浄作用
食べかすを洗いながしたり、口臭を防止する。
★pH緩衝作用
口の中の細菌の繁殖を抑える。
特に、歯科では★印の作用が大事ですが、全身疾患等からだ全体から見た時に◆印が大切になってきます。しかしながら、これらを切り離す事は出来ません。
全ては繋がっています。