ミネラル(カルシウム、リン等)は、主に「腎臓」で必要量の調節が行われます。
腎臓では、「活性型ビタミンD3」というものが造られ、
これは血液中のカルシウムを増加させる働きがあります。
昨日、透析をされている方がおみえになりました。
人工透析をされておられる方は、この機能が失われてしまうので、色々と大変です…。
(この辺りは、また後程お話します。)
ミネラルの中で、カルシウムに次ぎ2番目に多いのが「リン」で、この85パーセントがカルシウム同様、骨や歯を造るのに利用されます。(骨や歯を硬くします。)
その他、細胞内にも存在しDNAや細胞膜の成分となる等、細胞が働く時のエネルギーをつくる役割をしています。
リンを多く含む食品として…
肉、丸ごと食べる小魚、乳製品、ナッツ類などが挙げられます。
食事により「リン」は、一部が腸で吸収され骨へと運ばれますが、
吸収されなかった残りの「リン」は、便として体外へと出されます。
★健康な方は、
腸で吸収された「リン」と同量の「リン」が、
腎臓から尿へ排出され体内に「リン」が残ることはありません。
(つづく)