Q、そもそも食事から得られるカルシウムって、体の中でどうなってるの?
食事で得られたカルシウムは、小腸(主に十二指腸と空腸上部)で吸収され、血液中に入ります。
また、この吸収過程には、ビタミンDが関与します。
★血液中のカルシウムは、
・心筋や筋肉の収縮
・血液凝固
・ホルモンの情報伝達
・神経伝達物質の放出
など
に利用されます。
そして、これらに利用されずに余った残りのカルシウムが骨に貯蔵されます。
貯蔵されたカルシウムは、ビタミンDやホルモンによって、必要に応じて骨から出入りを繰り返し、体の機能を維持しています。
★血液中のカルシウムが不足すると…
それを補うのに骨は破壊されつつ、貯蔵されたカルシウムが利用されます。
(ココが大事!!)
Q、骨が破壊される口の中の病気って、何?
【歯周病】ですね!?
リスクが高まります。
一般的に、
体内のカルシウム量は、
体重の1〜2パーセント。
このうち、
99パーセントが骨や歯
1パーセントが血液中
この様な割合になります。
(つづく)